蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

回顧録 山口B級観光スポットツーリング

春分の日
お世話になっている山本モータースより、ツーリングのお誘いがあったので遊びに出かける。
丁度春になってきたころだし、ツーリングを企画したそうだ。
そういえば、俺も冬は寒すぎたため、ツーリングらしいツーリングをしていない。

早速参加表明をして集合場所へ向かう。

合計8台9名の参加者。
簡単に自己紹介を交わし、ブリーフィング。
今日はなんでも山口県の「B級観光地」を回ってみるというツーリング。敢えて有名どころを回らず、マイナーな観光地を観光することとなった。

進路を北に向け出発。


まず、最初の観光地。

おお〜。佐々木小次郎の墓。
そもそも、墓が山口にあったなんて知らなかったぜ。

観光地整備されていない山道を歩く。
あまりにもの山道に一同不安の表情。

ででん!これが佐々木小次郎の墓です。
・・・ちっちゃ!
よく説明文を読むと、この地は奥さんの故郷のようで、佐々木小次郎の遺髪を埋葬しているとのこと。
・・・マイナー・・・。B級というだけあるぜぃ。




続きまして、更に進路を北にとり、日本海へ。

ホルンフェルス断崖。
地層が大地に現れる断崖絶壁の岩山。
ここは以前写真を撮りに訪れたところだ。
この写真では伝わりにくいが、結構大きな岩山だったりする。
どうやらここも、県外の人たちには知名度が低い場所だそうだ。
そもそも、山口県民の知名度も高いのかな?
「この地層、何故かここだけなんだよなぁ。これが2kmとか3kmとか続いてるんならA級なんだけど、ここだけしか地層がないからB級なんだな。」
そういう、企画者の店長。
たしかに、祝日の割には閑散としている。
B級と言うだけあるぜぃ。
でも俺としては本気で被写体として向き合うなら面白い相手だ。




続きまして、進路を西にとり、萩市へ。

なんでも、「反射炉」という何かがあるそうで・・・。
なに?「反射炉」って?
ビーム兵器か何か?反射して何か打ち出すの?
「ズキューーーン!」とかいって?





・・・はい。

これが「反射炉」です。



「ズキューーーーーーーーーーン!!!」
出ましたよ。
まさかの補修工事中。

なんでも当時(江戸時代とか)に最新の溶鉱炉として建設された炉のことだそうだ。
しかも、試験用溶鉱炉だって。
「本当はマクロスみたいでカッコいいんよ。しかし修理中とは、そんな情報なかったよ。」
そういう、企画者の店長。
さすがに情報無いでしょ。落ち込むことは無い。
なんせB級なんですから。




続きまして、進路を南にとり、美祢市秋吉台へ。
道中、こんな山道をツーリングで通らないだろ、と言うようなところを走る。
車一台がやっと通れるような国道。いや酷道

さすが店長!通る道もB級だぜぃ。
普段、萩から秋吉台へ向かうのにこんなマイナーな道絶対に使わない。
徹底してB級路線だぜぃ。さすが!



「いやーナビが示す方へ行ったらあんな酷い道に連れ込まれてしまった。バイク降りたとき、皆になんて言い訳しようかとずっとなやんでた。」
そういう、企画者の店長。
いやいや、B級ツアーですし。
それに皆「カーブが多くて面白かった」と好評でしたよ。
俺も運転が楽しかった!


んで、最後のポイント、秋吉台。の、

「景清洞」
マイナー。マイナーすぎるぜ。店長。
これぞB級。
秋芳洞もカルストロードも通らない。かすりもしない。
時間も遅かったし、洞窟内に入らず駐車場で一服。



そんなこんなで、B級観光スポットツーリングが幕を閉じる。
美味しいとか不味いとかは置いといて、敢えてマイナー、B級を探してみるのも面白いね。
バイク乗りは走るのが好きな人が多いから、マイナーな場所探索でも、十分楽しい。
知られているようで、知らない。
そんなマイナー路線を旅するのもありかもしれない。


店長!楽しいツーリングありがとうございました!!






で、この度のツーリングアイテム紹介。

「イージートーク
小型無線機で、ヘルメットにマイクとスピーカーをセット。
手軽にツーリング中の会話を楽しめる一品。
2台セットで1万6000円。単四電池一本で、約8時間くらいの連続通信が可能。
ノイズも少なくかなりクリアに相手の声が聞こえる。
200mくらい離れても十分使えるので、大人数のツーリングで先頭と最後尾で連絡をとりあったり、タンデムでの会話を愉しんだりするにはもってこいのアイテム。
バイク同士だと、信号待ちの短い時間しか会話できないんだけど、これがあると、色々話をしたりすることが出来るので非常に便利だ。
他のユーザーレビューでもかなり高い評価だったし、値段と性能を照らし合わせると十分すぎる機能でした。
超オススメ。