いつかの風景。
いつの頃だったか・・・そんないつかの風景。
時折、フィルムカメラを使う。
中古で買ったフィルムカメラNikon FM2だったり、HOLGAだったり、使い捨てカメラだったり・・・。
もっぱら表舞台に立つことのないフィルムカメラ。
35枚の写真を見れるように現像するだけで約1000円のコストがかかり、正直デジタルカメラのように頻繁には使えない。
デジタルカメラが台頭する現代、このコストのかかりっぷりは、ナンセンスだ。
ただ、思い返したようにふと撮影し、フィルムを使い切ったらおもむろに現像に出す。
そんなことをやっていると、そんな「いつかの風景」が現れる。
デジタルで処理されていない、アナログのセカイが彩る写真も、時として悪くないと思う。
