蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

天体撮影 テスト編

昨晩、月はまだ空に昇っておらず、空を見上げると星が綺麗だったので思わず勢いで向島の海岸線にカメラを持って出かけた。


以前、周天の福永氏に教えてもらった撮影技法と、画像処理のテスト撮影を兼ねる。

まだまだ、天文に疎くカメラをどちらの方向へ向けていいのかはっきり分かっていないが、今回はあくまでもテスト。
兎に角、星が沢山見える北の空にカメラを向け、撮影を開始する。


秋が来たのか、結構冷えるな。来月のキャンプは防寒対策をしっかりしておかなければ・・・。



12〜24mm F4 8秒 ISO1000 で撮影。
インターバル撮影機能を使い120枚連続で撮影した後、明比較にて画像処理。時間としては16分間の星の動きをとらえていることになる。

ようは120枚の写真を一枚に合成したのだ。それも明るいところだけを抽出して・・・。

こうすることで、空は暗く、星は明るく撮影できる。
今まで16分間シャッターを開きっぱなしの撮影よりは電池が長持ちしたり、次までの撮影に間を置いたりせず、スムーズ作業が出来る。


なるほど。
良い手ごたえだ。
今後の課題はもう少し明るいレンズを使って星明りをとらえるのと、もう少し凝った構図。あとは合算で1時間以上の星の動きを捉えれたら面白い写真が撮れそうだ。




お世話になっているギャラリーで今年の終わりに会員展が開かれる。新たな技法で撮影した写真を出品しよう。ボチボチ本腰入れて、作品造りに取り掛からなければ。
今週土曜日の夜に周天の集まりが上関・皇座山で開かれると聴いたなぁ。
足運ぼうかな。

最後に山の向うから月とオリオンが昇って来たので一枚。
流れ星に見えるのは、たまたまそこを通った航空機だ。