泣き終えた空が会場を包む。
日本古来より伝わる神楽の音がステージを包む。
伝統的な衣装に身を包み、神楽の舞が始まる。
太鼓の音、笛の音。
懐かしく、そして激しく舞が始まる。
言葉は古く、何を言っているのか聞き取りにくいところがあったが、なんとなくストーリーがあるのは理解できた。
特にこの「大蛇」と言う演目は迫力満点だった。
ステージを縦横無尽に駆け回り戦う大蛇とスサノオ。
初めて神楽と言うものを観たが凄く楽しめた。
翌朝、いつものように目が覚める。
昨日とは変わって晴天の空。
いまいち何日目かわからない。
毎年恒例のもちつき大会。
のんびりとした時間が過ぎる。
会場は多くのテントが立ち並び、一つの国になっている。
相変わらず、朝から酒を片手に朝礼をしている阿呆な友人達。
龍太郎さん親子と再会。挨拶代わりに一枚。
俺も酔っ払って、浜辺で寝たんだ。