HOLGAを買った。前日の表彰で手に入れたギフト券を使い購入した。
HOLGAとは何か?
インターネットではこのような言葉で表現されている。
「チープの極北」
「馬鹿と天才のすれすれのところ」
「あまりに人間と似た完璧に不完全なカメラ」
そう、HOLGAというメーカーが発売しているカメラだ。
価格は6千円。
いわゆるトイカメラ(おもちゃカメラ)なのだ。
すごい言われようだが、実際にとんでもない写真が出来上がるそうだ。
友人の写真をブログで見せてもらったのだが、明らかにHOLGAで撮った写真というのが一目瞭然。
そして、撮影者の個性が明らかに出ている。
今の電子制御やら何やらでカリカリに制御されているカメラではない。
俺が使うといったいどうなるのやら。
ではどんな物なのか。
・・・・ショボ。
6千円て高いんちゃうん?
て言うぐらいチャンガラやん。
っていうか。プラモデル。
全部プラスチック。
死ぬほど、死んでしまいそうなくらいチープ。
俺が愛用しているNIKONのカメラは、それはそれは重厚で堅牢、マグネシウム合金で形成されているマッチョマン。
雨に濡れても、俺が酔っ払って暴れ踊っても、へっちゃらなタフガイ。
しかしこいつはどうか、がりがりの病人のような形状。
握力でつぶれるんじゃないか?
シャッターボタンと、ほんまに機能するのかわからないお天気ボタンとシャッター切り替えスイッチ。
手軽に出来るようにと35mmフィルム専用を選んだ。
他の6*6フィルムは手に入りにくいから。
カメラ暦6年の俺は今日、フィルムカメラをデビューした。