蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

GOD FATHER

ダイビング機材のメンテや散らかった部屋を小奇麗に。
今日、ポストには山口に居た時に所属していたバイクチームからのツーリングの便り。山口を離れた時に諸事情によりバイクは実家の倉庫に保管した。長いこと乗ってなかった為、夏に実家へ帰ったときには、バッテリーが上がり、電源すら入らない状態であった。
手放さない、手放せない理由があった。
それは、このチームでツーリングをしたり、旅したりした思い出が詰まっているから。
その中でも強烈なインパクトを受けたのが、写真のおじいちゃんだ。
彼は、80歳になる。
すごい元気な人だ。
まだ、20代の俺が圧倒されるほど。
一緒にバイクに跨り、道を行き、酒を飲んでは歌っていた。
彼は、俺に向ってこう言った。
「半世紀以上も歳の離れた人間が、友人としてワシと一緒に走ってくれるのがうれしい」と。
俺も同じだった。
「伊達に元大日本帝国海軍の端くれだった人間。まだまだ負けぬよ」「冥土の土産に死ぬまで走る」というのが決め台詞。
地獄の一丁目くらいまでなら付いてきますよ」と言い返してた。
彼は、まだバイクに乗り日本中を駆け回っているに違いない。
戦争を生き抜き、戦後日本を立て直した世代。
俺は大和(やまと)魂を頂いた。
Respect GOD FATHER!


「山口のハーレーおじさん」「シルバー暴走族」の異名を持つ我がGOD FATHER