雪降る頂に立つ。 相棒と二人、雪山を登った時の事。 大寒波到来直後のトレースのない雪道。いや、道は無い。 人生で初めてのラッセル。時折腰上まで雪がある。 強烈だった。あまりにもの辛さに挫けそうになる。 『心が折れると、登れなくなる。』 その言葉…

しんしんと降る雪の中、佇む一本の木。 霞んだ景色は何処と無く哀愁が漂う。

昨日の雪山で疲れが残っているかなと思っていたら、意外にもイケそうだったのと天気が久々に良かったので右田ヶ岳に向かった。 登山をやり始める前と比べると肉体的な強度は上がったように思える。 いつもの塚原コースから登り始める。 朝焼けに照らされる右…

夜明けと共に山頂を目指す。 県内唯一のスキー場、十種ヶ峰。 ここ連日の寒波により営業を開始した。短い営業期間だろう。 以前、ヤマシャクヤク、神角コースを梅雨時の晴れ間に行ったので今回はオーソドックスに十種ヶ峰スキー場のゲレンデから登山を開始す…

帰宅時、市の境界にある峠道手前で大渋滞。 3時間以上停滞を余儀なくされた。 大きな国道でありながら、なんとも悪名高い峠。 この寒波のせいでさぞかし悲惨な大事故を引き起こしているのだろうと期待して抜けてみると・・・。 なんにもない。何も起きていな…

ふと空を見上げると、月が見えた。 空は明るいのに。

靴を新調した。 主にメインで使う用。 だいたいいつも同じ革靴で、使いこむうちに味が出てきて気に入ってしまいなかなか買い替えることが出来ず、靴底が擦り減ったら張り替えるという事を繰り返していた。 今回は思い切って新しい靴を買った。高くも無く、安…

雪が降り続き、空と大地の境界線が薄らいできた。 聴こえるのは何処からともなく聞こえる風の音とぱらぱらと体に当たる雪の音。 少しだけの恐怖。 それでも歩みを進めるは先に進みたい冒険心があるからだ。 慎重にトレースを辿る。

これから進もうとした道に踏み跡は無く、冷え込んだ空気は辺り一面を真っ白に塗り替えていた。 純白に染まった風景に音は無く、まるで闇のようだった。

時間があったのでトレーニングがてら右田ヶ岳へ。 先日の遠征の疲れが幾分か残っている。 天気予報では晴れマークだったものの、徐々に悪化し雨が降り始めた。 下山する常連客との挨拶は『雨の予報じゃなかった』。 先日の寒波で右田ヶ岳も冠雪していたよう…

ゆっくりと雪山を散策するつもりで予定を立てていたのだが、良いのか悪いのか予定日直前で今季一番の大寒波が到来。 前々から予定を合わせていたこともあって取り敢えず現地へ行ってみようと赴いた三瓶山。 ふかふかの新雪を進む。 先行者がいるようで、踏み…

Everybody stand up！ やって来たぜ！今季一番の大寒波！ 瞬くスピードで Set up! Are you Ready? Come on! こんな日は家に籠らず体を動かそうze！！ Let's GO！！ Yo! Yo! 予定した山行 嵐の中で決行 上がる血行 荒れる天候 ラッセル辛いぜ結構 それでもつ…

頭上隕石注意。

自然に対する畏敬の念を、頬をかすめる冷たい風が伝えてくる。 目の前に広がる白い風景は異世界で、美しさと共に飲み込まれそうになる恐怖もある。 自らの意志と足で進む先だからこそ価値がある。 進む強さ。引き返す勇気。 独学、初心者ながら雪山を始めて…

今年の初詣は近所の氏神様へ。 さほど有名でもない社という事と、夕方ごろに伺ったこともあってか静かに参拝ですることが出来た。

今は無き、スペースワールドの観覧車。 観覧車なんて乗るようになったのは、家族が出来てから。 今のところ、一番大きな観覧車だったと想う。

散歩道。ふと見上げると高架橋。 こんなもんをよくもまあ作ったもんだ。

正月はお餅という事で、アウトドア用のトースターを使い焼いてみた。 こまめにひっくり返すことでいい感じに焼きあがる。 オーブントースターより仕上がりが良い。 次回の山飯はこれに決定。 小ボトルに砂糖と醤油を入れて砂糖醤油で食してやろう。 プリムス…

月の公転軌道が楕円の為、見かけの大きさが変化する。 月と地球の距離が短い時に満月になることを、ここ数年『スーパームーン』と呼んで話題にしている。 今年は昨晩の2018年1月2日の満月がスーパームーンとなるそうで、今年この現象は発生しないそうだ。 逆…

夜明けを目指し一人山道を進む。 風は無く気温は低い。 吐く息がヘッドライトで照らされて白く霞む。 夜明けまであと少し。 西の空には満月が沈もうとし、東の空は明るんできた。 山頂で湯を沸かし、陽が昇る瞬間を待ちわびる。 と、前方の岩陰から山友のS君…

明けましておめでとうございます。だいたい初日の出を見に出向いていることが多いのだけれど、いつものように寝て、自宅でダラダラと過ごして終わる予定。 なので写真も10年ほど前に撮った写真の再掲。取り敢えず今年もよろしくお願いします。