子供が朝顔を学校から持って帰ってきた。
夏休み前だからね。
庭の目立たないところに置いていることもあって気を抜くと手入れを忘れそう。
確かに、朝顔の花と言えば夏の花だな。
雲の向うから鳴りひびく。
『Z』の文字。
そして鮮やかな『ライムグリーン』は国産バイクメーカー『KAWASAKI』の象徴。
嫁さんのW650を売り払ってスーパーネイキッドマシン『Z400』を手に入れてやったぜ!!
って冗談です。
W650のウインカーのゴム部分が劣化して今にも千切れそうだったのでいつもお世話になっている山本モータースに修理を出したところ、代車でこの『Z400』をお借りすることになった次第。
しかし最新機の性能はすごいですな。俺の愛車ZZR400と比べると羽のように軽くクイックに曲がれる。
軽量軽快といった感じで運転していてもかなりいい乗り心地。
ZZR400はZZR600と同じボディだったのに対しZ400はZ250と同じボディらしい。
なので格段に軽い上にエンジンがデカいので軽快な走りを愉しめた。
エンジンもインジェクションで一瞬でエンジン始動できるし、古い車両も良いところはあるけれど、新しい物も新しいなりに良いところがあって面白いですなっ。
そんなこんなで小一時間ほど家の周りを駆けてみた。
そうそう。
ブログを見てくれている山本モータース本店の店長が誕生日プレゼントにという事で・・・。
カワサキ非売品の綿棒。
・・・綿棒?
ここもライムグリーンかよっ!
レアすぎて気軽に使えねぇっ。とりあえず大切に使わせてもらいます。
店長ありがとうございます!!
山モ店長「このうちのどれかにアタリがあって耳の穴がライムグリーンに・・・。」
いやいやいや。
自宅の上空に積乱雲が流れてきた。
大気の状態が安定していないようで発達した雲が現われて突然雨が降り出す。
これはひと雨降るなと思った矢先、雨が降り始めた。
突然の雨にカマキリも網戸につかまって雨宿り。
久しぶりの右田ヶ岳へ。
この時期になると午前中でも気温が高く、特に遮るもののない右田ヶ岳は暑さに参る事が多い。
装備はファースト&ライト。
水筒とタオルとカメラを持っての入山。
入山時刻が遅かったこともあってすでにうだるような暑さだった為、比較的日影の多い塚原ルートを往復することにした。
樹林帯を抜ける。
ここからでもすでに蒸し暑い。
開けてきたら景色は良いもののそれが仇となって直射日光の直撃を受ける。
暑さに弱いのですぐにオーバーヒート。
軽量装備でよかったわ。
あまりの暑さに参ってしまい、写真の枚数は少なかったな。
7合目付近から再び樹林帯。
谷から吹きあげてくる風は涼しく天然のクーラーだった。
いや~。暑さにまだ順応できていないのかな。
丁度常連さんたちも山頂でコーヒータイムを愉しんでいた。
山頂は風が吹き抜けてそこそこ快適。
休憩もほどほどに緊急の用事が入ったためすぐさま下山。
軽量装備なのでランニングしながら山を下った。
往路:塚原ルート 45分
復路:塚原ルート 25分
先月の初めに修理に出していた愛用の登山靴『スカルパ・シャルモプロGTX』
約一か月の修理期間を終えてアッパー部分も含めたソールの交換が完了した。
早速お店に引き取りに行ったついでに撮影したのはこの時の話。
ikazuti-d.hatenablog.com
アウトドアショップ・ハックルベリーの店長さんが言うとおりほぼ新品。
これをどうやって修理したのか不思議なくらいの仕上がり。
修理費用は1万6千円だったが、確実に自分の足に合う新品の靴が手に入ったと思えば安い買い物だ。
ソールのパターンもバッキバキのエッジが立っている。
これがツルツルになるほど山に分け入ったんだなぁと感慨深く思った。
さて、これかガンガン使うぞというところだが、本格的に履くのは夏の終わりくらいからかな。この時期は暑いので予備で持っているモンベルのローカット軽登山靴(アプローチシューズ)を使っているので、遠征や縦走以外はお休み中。
それまではしばしの休息だ。
修理前と比べると、ソールの側面のデザインが変わっているな。
だがそれも良し。
しかし登山靴も色々な用途別に使い分けてみたいなんて考えると沼に嵌りそう。
靴は永く使うと言っても、バイク用、登山用、フォーマル用と各種ある上にこれにバリエーション付けると靴箱がいくらあっても足りやしない。
『足二本しかないのに何セット靴を持っているんだ』と言われそう。
宇部市に所用があったので立ち寄ってみた場所。
この風景は映画シン・エヴァンゲリオン劇場版のポスターの風景と同一の場所だ。
作中のラストシーンが宇部新川駅だったという事もあってファンが訪れてずいぶん盛り上がったという話を聞いた。
映画公開から数か月が経っているので落ち着いているだろうと平日の昼間に訪れて駅舎に入って少しばかり写真撮影をした。俺のように聖地巡礼に来ている人は見かけなかったな。
回送の列車がホームの中で停車し邪魔になっていて、電車の撮影が目的なら良かったのだが今回の撮影だと「そこじゃない」感が満載で若干消化不足でしたな。
地方都市に繋がるローカル線で、しかも単線。
木造の駅舎も何処かノスタルジックな雰囲気が漂っていた。
大都市のように忙しなく列車が行き交うことも無いし、ごった返すほどの人もいない状態だったので、落ち着いて撮影が出来た。
何故この宇部新川駅かというと、作者の生まれ故郷だかららしい。
作中でも山口県の名酒「獺祭」が出てきたりと、正直県内に住んでいないと知らないし、見向きもしないような場所に山口県の事が映画に織り込まれていた。
20年以上続いた作品で監督としては自分の集大成として生まれ故郷を組み込みたい思いがあったのだろう。なんとなく理解できる気がする。
生まれ故郷を離れて初めて実感するのだが、子供の頃に通っていた道や近所の公園、田舎の駅などが以外にも新鮮な風景だったりするのだ。
左のポスターが一番目の写真とほぼ同じ場所。
実際にポスター通りの構図で写真を撮ろうとするならば、駅のホームからではないといけない。何よりも駅のホームなので線路が自分の足元に来るような構図にすることはまずできない。あくまでも『作画』だから切り取れる風景と言えるのだ。
駅から出た直ぐ近くの線路の歩道から似た写真は撮影できたので良しとした。
監督も小さな頃からこの風景を見ていたのだろうか。
記念にどうぞという事で切符を頂いた。
さすが駅員さんも巡礼者の対応に慣れていらっしゃる。